未発表型番「M871」が2018年3月22日付けでTENAA(中華人民共和国工業情報化部)の認証を通過したことによって筐体デザインの画像が公開されました。この「M871」はMEIZU創立15周年を祝った記念モデルとなる魅族15(Meizu 15)シリーズの下位モデルとなるMeizu 15 Liteだと考えています。
同じ日に上位モデルとなるMeizu 15 Plusと思われる「M891」と中位モデルとなるMeizu 15と思われる「M881」も認証を通過しています。
公開された画像は前面背面、右側面左側面を確認することが出来ます。前面上部にはカメラが1つ、下部には円形のホームボタンが配置されています。この画像を見る限りでは現在主流の18:9のアスペクト比のディスプレイではなく16:9のアスペクト比のディスプレイに見えます。ホームボタンがApple iPhoneにそっくりな円形ホームボタンとなっており、恐らくは発表時に“iPhoneにそっくりなMEIZUスマートフォン”として紹介されるでしょう。背面にはシングルカメラの下に円状になっているLEDフラッシュが配置されています。このLEDフラッシュは2016年のPROシリーズに採用された10個のLEDが配置された珍しいものです。
左側面にはボリュームボタンが別々のボタンで配置され、右側面にはSIMトレイと電源ボタンが配置されています。今までMEIZUはSIMピンを使った方式に変更してから全て左側面に配置していましたが、この「M871」は初めてとなる右側面に配置されています。初めてMEIZUのスマートフォンを使う人にとっては影響ありませんが、今まで1機種でも使ってきた人にとっては戸惑うところがあるかもしれません。
このデザインは同じ日に認証を通過したM891」と「M881」とは大きく違う点があり、それはシングルカメラという点です。他にも筐体の質感も異なっているように見え、「M891」と「M881」はガラスのような質感に見えますが「M871」はメタルユニボディのように見えます。恐らく下位モデルということで経費削減が図られていると思います。
現在削除されておりますが一時Android公式サイトに掲載してあったものだとMeizu 15 LiteのスペックはAndroid 7.1.2 Nougat、5.5インチディスプレイ、RAM 4GB + 内蔵ストレージ 32GB/64GB、指紋認証対応、NFC非対応です。Android 7.1.2に対応しているSoCは少なく、有名なものではQualcomm Snapdragon 625が対応しています。あくまでも憶測の域を超えませんが、Meizu 15 LiteはSnapdragon 625を搭載する可能性を秘めています。
TENAAによって公開されたスペックでは5.46インチの143.62 x 72.38 x 7.5 mmでバッテリー容量は3050mAhとなっています。
リリース時期は2018年4月が濃厚です。
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