サムスン電子がS5E5535を開発中、ウェアラブルデバイス向けのExynos W940として展開か

サムスン電子がS5E5535を開発中、ウェアラブルデバイス向けのExynos W940として展開か

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サムスン電子がウェアラブルデバイス向けにS5E5535を開発していることが輸出入データから明らかになりました。

 

現在におけるサムスン電子のウェアラブルデバイス向けの最新製品は、Galaxy Watch6シリーズが搭載しているExynos W930です。そういったことから今回の開発中の製品の名称は過去の慣例に基づいてExynos W940となる見込みです。

 

Exynos W930はExynos W920のマイナーチェンジ版で型番がS5E5515で共通でしたが、今回明らかになった製品はS5E5535で後ろからふたつ目の数字が大きくなっています。そのため、今回はマイナーチェンジ版ではなく何かが大きく更新される可能性があります。

 

具体的に何が更新されるのか現時点では不明ですが、サムスン電子はGAA (Gate-All-Around)構造を業界で初めて採用した3nmプロセスに基づくSF3E (旧3GAE)をウェアラブルデバイス向けの製品に適用させるとの情報が流れていますので、少なくともS5E5535はS5E5515から製造プロセスが変更されるでしょう。

 

Galaxy Watch6シリーズは2023年7月に発表されたばかりの新製品なので、Exynos W940になると思われるS5E5535はまだまだ発表されないでしょう。Galaxy Watchは例年Q3 (7月-10月)に発表されるため、年をまたぐと製品に関するリーク情報が流れてくると思います。

 

 

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