サムスン電子が最先端のプロセスノードの量産計画を記したロードマップを公開

サムスン電子が最先端のプロセスノードの量産計画を記したロードマップを公開

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サムスン電子は先日、Samsung Foundry Forum 2022を開催し、最先端のプロセスノードのロードマップを公開しましたので、簡単にですがまとめます。

 

公開されたロードマップを拝見すると、すべての製造プロセスで「SF」の文字が採用されており、これはSamsung Foundryを略したものだと考えています。そして、ロードマップではLPEやLPPの表記がありますが、以前に採用していたものということもあって便宜上記載しただけで、今後はそのような表記もなくなると考えています。

 

そして、LPEの表記は「E」に統一され、LPPの表記はなくなりました。そのため、LPPはそのプロセスノードにおける完成形となるでしょう。このロードマップでは、SF4、SF3が完成形となります。

 

この他、HPCやAutomotive向けの表記があり、前者は「X」で、後者は「A」が採用されました。そのため、4nmにおけるHPC向けの製造プロセスはSF4Xと特定できます。

 

今回公開されたロードマップの発表により、今後、製造プロセスの表記を改める必要があります。例えば、Google TensorはSamsung 5nm 5LPEで製造されていますが、公開されたロードマップの表記を採用すると、Samsung 5nm SF5Eとなります。

 

 

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