Xiaomiのフィリピン法人Xiaomi PhilippinesがRedmi 9Aに未発表SoCのMediaTek Helio G25を搭載することを明らかにしました。
Redmi 9Aについて明かされたスペックは、6.53インチHDディスプレイ(ティアドロップノッチ)、MediaTek Helio G25(2.0GHz, Octa-core)、リアカメラは1300万画素、フロントカメラは500万画素、バッテリー容量は5000mAhです。ここでの大きな注目点はHelio G25で、2020年6月27日現在未発表のSoCとなっています。
Helio G25はHelio G Seriesに属し、通常ではHelio G SeriesはHelio P SeriesにMediaTek HyperEngine Game Technologyを搭載させたモデルとなっており、代表的な例としてHelio P65にその機能を搭載させたのがHelio G70となっています。今回のヒントはCPUが最大2.0GHzのオクタコア構成となっているため、同じ構成を持つHelio P Series製品を探すとHelio P25が最大2.3GHzでHelio P22が最大2.0GHzとなっているため、Helio G25のベースモデルはHelio P22になる見込みです。
AnTuTu Benchmark v8におけるHelio P22(realme C2)の性能はCPU性能が39,991点、GPU性能が5,737点、MEM性能が25,991点、UX性能が17,729点で総合性能は89,448点となっているため、エントリーモデルレベルの性能となっています。わかりやすい競合他社としてQualcomm Snapdragon 625(Redmi 5 Plus)の性能はCPU性能が41,184点、GPU性能が9,729点、MEM性能が24,782点、UX性能が16,857点で総合性能は92,552点となっています。