OPPOが自社製SoCを製造か、OPPO M1を商標出願

OPPOが自社製SoCを製造か、OPPO M1を商標出願

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フロントカメラの扇形に開くピボットライジングカメラが特徴的なOPPO Reno 10x Zoom EditionやOPPO Reno Ace、新興国無下ブランドとして誕生したRealmeのrealme X2 Proやrealme Qを開発し販売を行っていることで有名なOPPOが、自社製SoCを製造する可能性が商標出願によって明らかになりました。

 

OPPOは欧州連合知的財産庁(EUIPO)にOPPO M1の商標を出願し、ニース分類は9となっています。このニース分類9はチップ(集積回路)なので、OPPO M1はSoCの名称に使用される可能性があります。そして、そのOPPO M1は自社製SoCである可能性が高いと様々なメディアによって叫ばれています。

 

blogofmobileによると、一部の中国メディアによってOPPOは次の10年戦略としてチップセットの開発に着手したと報じられていたようですが、今回の商標出願によってその報道に信憑性が生まれます。

 

スマートフォンを開発し製造し、出荷を行っているシェア上位の企業は自社製SoCを開発している傾向にあり、SamsungはExynos、AppleはApple A、Huaweiは傘下企業のHiSiliconによるHuawei Kirinがあります。中国企業のXiaomiは過去にPinecornが製造したSurge S1を搭載したこともありましたが、今現在はQualcommとMediaTekがらSoCの供給を受けている状態で、OPPOとvivoもQualcommとMediaTekからSoCの供給を受けています。

 

脱Qualcomm、脱MediaTekを図るには時期尚早ですが、最終的には自社であらゆるものをカバーできる状態になる方が良い可能性もありますので、OPPOはその第1段階として自社製SoCの開発にかじを切ったと考えられます。

 

 

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