OPPOはMediaTek製5G通信対応プロセッサー、MediaTek Dimensity 1000(MT6889)を初採用することを明らかにしました。
OPPOは12月26日にOPPO Reno3 5G、OPPO Reno3 Pro 5Gの発表会を開催しました。その発表会の終了間際にOPPO副総裁の沈義人(Shen Yiren)氏は、来年の上半期にMediaTek Dimensity 1000を初採用した製品を発表することを明らかにしました。
Dimensity 1000は5G通信モデムのHelio M70を統合し、Sub-6GHz環境では上り4.7 Gbpsで下り2.5 Gbpsでの通信を可能にしています。更に、デュアル5G(5G+5G)に対応しており、SA(スタンドアローン)/NSA(ノンスタンドアローン)方式に対応しています。
MediaTek Dimensity 1000は7nm FinFET製造プロセス、CPUには4xA77(2.6GHz)+4xA55(2.0GHz)のオクタコア構成、GPUにはMali-G77 MC9(836MHz)、APU 3.0は2+3+1の6コア構成を採用しています。AnTuTu Benchmark v8では51万点を叩き出し、Snapdragon 855 PlusやSamsung Exynos 9825よりも高い性能であることが結果から現れています。