Snapdragon 690 5Gを搭載したOnePlus製品がGeekbenchに登場

Snapdragon 690 5Gを搭載したOnePlus製品がGeekbenchに登場

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Qualcomm初のSnapdragon 6 Series製品における5G通信対応SoCとなっているSnapdragon 690 5Gを搭載したOnePlus製品がGeekbenchに登場しました。

 

Snapdragon 690 5Gを搭載したOnePlus製品はOnePlus BE2028の名称で計測が行われ、主なスペックはAndroid 10、RAM 6GBとなっています。シングルコア性能は609点、マルチコア性能が1,728点となっており、Snapdragon 765G 5Gではシングルコア性能は618点、マルチコア性能が1,904点となっているため、Snapdragon 690 5GはQualcommが定めるシリーズに収まっていると考えています。

 

ここで開発者コードを使って詳しく見てみると、CPUは2+6のオクタコア構成で周波数は2.07GHz(2073.6MHz)+1.71GHz(1708.8MHz)、GPUはAdreno 619を搭載しています。CPUのスペックはSnapdragon 690 5Gと一致しますが、GPUはQualcommの発表によるとAdreno 619Lを搭載していますので少し異なったものとなっています。この“L”はQualcommの製品においてはスペックを落としていることを意味していますのでQualcommが資料に便宜上この表記を採用したのか、OnePlus BE2028が標準性能のAdreno 619を搭載しているかという点については現状は不明です。

 

OnePlusは長い間ハイエンドのスマートフォンを発表しており、2020年にはSnapdragon 865 5Gを搭載したOnePlus 8とOnePlus 8 Proを発表していますが、2020年からミドルレンジ帯の開拓を行うとの情報が出ており、今一番賑わせている製品としてSnapdragon 765G 5Gを搭載したOnePlus Nord(旧名称: OnePlus Z)があります。今回のOnePlus BE2028はOnePlus Nordの更に下の製品になる見込みで、一部情報では名称がOnePlus Nord Liteになるのではないかと予想されています。

 

 

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