Nothing Phone (2)、Android 13ベースのNothing OS 2.0を搭載

Nothing Phone (2)、Android 13ベースのNothing OS 2.0を搭載

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OnePlusの創設者のひとりのCarl Pei氏が立ち上げたNothingの新製品となるNothing Phone (2)がGeekbenchに登場し、いくつかのスペックが明らかになりました。

 

Nothing Phone (2)は2022年に発表したNothing Phone (1)の後継製品で、背面の特徴的な機能となるGlyph Interfaceを引き続き採用することが示唆されています。

 

Geekbenchに掲載された情報によると、計測時の名称(型番)はNothing A065、OSはAndroid 13、RAM容量は12GBとなっています。前作のNothing Phone (1)の型番はNothing A063だったため、この製品が後継製品のNothing Phone (2)と見て問題ないと思います。

 

最新のGeekbench 6ではなくGeekbench 5で計測されており、シングルコア性能は1,253点、マルチコア性能が3,833点となっています。Nothing Phone (1)はSnapdragon 778G+ 5Gを採用したミドルハイの製品でしたが、今回の計測結果を鑑みるとNothing Phone (2)はハイエンドの製品となりそうです。

 

開発者コードを利用して詳しく見ると、CPUは3.00GHzを1基、2.50GHzを3基、1.80GHzを4基の1+3+4構成、GPUはAdreno 730を採用しているため、Nothing Phone (2)はSnapdragon 8+ Gen 1を採用することが判明しました。

 

実はSnapdragon 8+ Gen 1には通常版低クロック版があり、Nothing Phone (2)が採用するのは後者です。通常版はCortex-X2が3.19GHz、Cortex-A710が2.75GHz、Cortex-A510が2.02GHzに設定されているため、同じ名称を採用していますが残念ながら発揮される性能が異なります。ただ、GPUのAdreno 730は900MHzで共通なので、ゲームを利用する場合には低クロック版のほうが安定度が高いことがわかっており、一定の優位点を持ったSoCであることは間違いありません。

 

Nothing Phone (2) / Phone (1)

もう少し詳しく見ると、採用するOSがAndroid 13をベースとしたNothing OS 2.0であることが判明しました。現在のNothing Phone (1)はAndroid 13ベースのNothing OS 1.5を採用しているため、発表会などで何かが変わっているとの説明があると思います。

 

Nothing Phone (1)は日本市場で販売されたため、後継製品のNothing Phone (2)も同じように販売されると考えています。価格に関しては、Nothing Phone (1)はSnapdragon 778G+ 5Gを採用することでいくつか抑えることに成功したと思いますが、Nothing Phone (2)は非常に高性能なSnapdragon 8+ Gen 1を採用するので、高価になるのではないかと思います。

 

 

 

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