Meizuは2020年にSnapdragon 765G 5GやMediaTek Dimensityを採用した機種を発表しない方針

Meizuは2020年にSnapdragon 765G 5GやMediaTek Dimensityを採用した機種を発表しない方針

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Meizuは2020年に5G通信に対応したQualcomm Snapdragon 765G 5Gや、MediaTek Dimensityを搭載したスマートフォンを発表しないことをCMOの万志強(Wan Zhiqiang)氏が明らかにしました。

 

万志強(Wan Zhiqiang)氏は「ほぼ全ての返信を拝見します」と微博に投稿し、その中で「2020年にSnapdragon 765G 5GやMediaTek Dimensityを搭載したスマートフォンがあるか」と聞かれた質問に対し同氏は「ありません」と回答。ミドルレンジ帯のスマートフォンを発表するのであればSnapdragon 765G 5GやMediaTek Dimensityを搭載する必要がありますが、「ありません」と回答したためミドルレンジ帯のスマートフォンを発表しない可能性が高く、2020年はハイエンド市場のみを狙う可能性があります。

 

特定の市場向け製品しか開発しないというのは企業運営が厳しいところに多く、HTCやLGがそれに該当します。OnePlusはハイエンド製品のみしか開発していない企業ではありますが、それは当初からぶれていない方針ですので、過去に様々な価格帯に対応した製品を発表していながら急に特定の市場向けに舵を切るのものとは違った話です。Meizuは過去はMeizu MXMeizu MX2の様なハイエンド製品のみを発表していますが、2014年から魅藍(Meilan)ブランドを開始してミドルレンジからエントリーモデルの拡充を行っています。今現在は魅藍ブランドは存在せず、魅族(Meizu)ブランドでハイエンドからエントリーモデルのスマートフォンを発表していますが、それらを全て廃止してハイエンドに注力するというのは、やはり企業運営が厳しいと考えられます。

 

Meizuは2019年にSnapdragon 675を搭載したMeizu Note9を発表していますが、方針がブレなければMeizu Note9の後継機は発表されないでしょう。そのため、Meizu Note9ユーザーは次の機種を買う場合はMeizuの競合他社から選ぶ必要があり、Meizuはユーザーの選別を開始したことになります。

 

 

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