11月30日に発表されたhonor 8の様な仕上がりになっているMシリーズXブランドの魅藍X(Meizu M3X)のコードネームが「M92」であることが、発表会に参加した人の微博により確定しました。
コードネームが判明すると、前年度のモデルがわかります。
Meizu製スマートフォンが携帯電話情報に序列号(シリアルナンバー)が記載されていて、先頭の3文字からコードネームを判別することが出来ます。
Meizu M3Xのシリアルナンバーは「M92Q~」で、先頭の3文字は「M92」となり、これがコードネームとなります。
4文字目の「Q」というのはスマートフォンのモデルを表しており、今回の場合は中国移動・中国聯通・中国電信のネットワークに対応した全網通公開版であることがわかります。
「M92」の前年度のモデルは「M82」ということになりますが、2015年に発表・販売されたスマートフォンにそのコードネームがありませんので、Meizu M3Xは前年度のモデルが存在しない新しいスマートフォンということがわかります。
10月中旬にGeekbenchでHelio P20(MT6757)を搭載したalps_M92という名前のスマートフォンがスコアを計測されています。
Meizu M3XもHelio P20(MT6757)を搭載していて、コードネームが「M92」ですので、alps_M92 = Meizu M3Xということになります。
この時点では、Meizu PRO 6のアップグレード版が開発されているという情報が流れていて、ReaMEIZUではMeizu PRO 6sではないかと予想していました。
細かいところを見ていくと、Marshmallowで最新のAndroid 6.0.1を採用していて、Meizuでは珍しく細かなバージョンを搭載しています。
Meizu MX6やMeizu PRO 6 / 6sはAndroid 6.0ですので、Androidのバージョンだけで判断をすると、フラッグシップモデルよりもミドルレンジモデルが最新のOSを採用していることになります。
セキュリティパッチレベルは2016年8月5日で、ここは手抜きが目立ちます。
Qualcomm製SoCのSnapdragonを採用しているメーカーの多くはセキュリティパッチのバージョンアップに素早く対応していますので、こういう細かな所を手を抜いてしまうと残念な仕上がりになってしまいます。
Meizu M3Xは
- 5.5インチフルHD
- Helio P20(MT6757)
- Mali-T880 MP2
- RAM 3GB / 4GB
- 内蔵ストレージ 32GB / 64GB
- リアカメラ 1200万画素
- フロントカメラ 500万画素
- バッテリー容量 3200mAh
- 165g
というスペックです。
発表会の様子は以下の記事をご覧ください。
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