中国自動車大手のGeelyの傘下企業のXingjiに買収されたMeizuは、「N.MEIZU」の商標を国家知識産権局(CNIPA)に申請したことで新たなブランドを始める可能性が出てきました。
今回申請された商標は、先日申請していることが確認された新しいロゴと思われる「MEIZU」の先頭に「N.」を並べて「N.MEIZU」としたものです。新しいロゴは以前の丸みを帯びたロゴと比較してカクカクとしたデザインを採用し、先頭にある「N.」も同様にカクカクとしたデザインになっています。
この「N.」は単独でも商標として申請しているため、Geely傘下の企業に買収する前の製品と、買収された後の製品を区別するものなのではないかと考えています。そうなると、この「N.」は新しいの「New」を意味している可能性があります。
現時点では商標として申請され、受理された段階なので、具体的に何に採用するのかわかっていません。ただ、Meizuの今後の予定を考えると、立春と立夏の間にMeizu 20系列の発表を予定しているので、この製品の発表会で何かしらの発表があるのではないかと考えています。
Meizu 20系列は少なくともMeizu 20とMeizu 20 Proの2製品を準備しており、いずれの製品も高性能なSnapdragon 8 Gen 2を搭載することがわかっています。その他の仕様に関しては、Meizu 20のバッテリー容量が4700mAhになる見通しで、先日、最小値4600mAhのバッテリーが中国の認証を通過しています。