MEIZUのサブブランドとして魅藍(Meilan)が存在しています。代表的なモデルとしてMeizu M6 NoteやMeizu E3、Meizu M6などの低価格なミドルレンジからエントリーモデルが展開されています。
一時は中止となったサブブランドの英語名、mbluを再始動する動きが見えてきました。
mbluブランドの存在が明らかになったのは2017年11月で、“www.mblu.com”というドメインを取得したことで判明しました。その後、日本の特許庁にmbluロゴを申請したり、同URLをMIIT(中華人民共和国工業和信息化部)に申請したりと活発な動きがありました。
2018年1月に発表されたSAMSUNG Exynos 7872を搭載したMeizu S6/Meizu M6sの初期モデルの背面にはMEIZUロゴではなくmbluロゴが描かれ、魅藍ブランドの正式な名称がmbluになると思われました。しかし、Meizu S6/Meizu M6sの後期モデルにはMEIZUロゴへ変更されたり、TENAAではmbluロゴだったMeizu E3が一般販売される頃にはMEIZUロゴへ差し替えられたりと結果的に魅藍ブランドの正式名称は“Meizu M+数字”に戻ってしまいました。
そんな中、中華人民共和国国家知識産権局(中国商標局/SIPO)に新たなロゴを申請し、受理していることが判明しました。細かな変更点があり、全体的に線は細くまるまるとしたデザインに変更されています。更に「m“b”lu」から「m“B”lu」に変わっており、名称が大きく変更されていることがわかります。
海外展開を視野に入れているのであれば先頭の文字が小文字というのは大きなハンデだと考えています。世界シェア5番目のvivoでさえ未だにVivoと書かれている現状ですので、mBluをMBluと書かれてしまうのは容易に予測できます。
EEC(欧州経済共同体)ではmBluブランドの製品が今までどおりの“Meizu M+数字”の表記で認証を通過しているので、中国国内のみでの名称になると現在は考えていますが、Apple iPhoneの様な圧倒的なブランドがない場合は先頭の文字は大文字にするべきでしょう。