MEIZUのCEOといえば創始者の通称Jack Wongこと黄秀章(Huang Xiuzhang)氏ですが、2021年2月1日に全社員に向けて発信した決意表明にてCEOの名前が別の人になっていることが明らかになりました。
新たにCEOに就任したのは黄質潘(Huang Zhipan)氏で、真偽の程は不明ですがこの人は前CEOの黄秀章氏の弟とされています。弟なのでコネを利用した可能性もありますが、同氏はいきなりCEOに就任したのではなくMEIZUの董事(取締役)を務めていた方であるため実力はあると考えています。
そして、その決意表明では2020年は困難な年であったがMeizu 17とMeizu 17 Proは設定していた目標を達成し今後はハイエンドの方向に進み差別化をより強めていくこと、スマートホームブランドとなるLipro(らいぷろ)誕生によって新たに設定した戦略「一体両翼(いったいりょうよく)」を強く進めスマートフォンだけでなくAIoTやスマートホームへ多角化していくこと、様々な新しいことに挑戦するために若く才能のある世代に多くの機会を与えることが記されています。
CEOの交代によって企業運営が大きく変わるのではないかと危惧する面もありますが、決意表明を見る限りは従来のMEIZUの良いところは引き継いで、悪しき風習となっている部分は削ぎ落として美しくしていく方針のようなので、様々な製品における“MEIZU Design”は守られていくと感じます。