MEIZUがノッチデザインに関する特許を取得

MEIZUがノッチデザインに関する特許を取得

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2017年後半からApple iPhone Xが採用したノッチデザインを真似する企業が多く、その流れを嫌っている人が多いのが現状です。ノッチデザインを採用しない企業は「企業イメージを保っている」という良い評価や「進化することを諦めている」という悪い評価もあったりします。MEIZUは「ノッチデザインを採用していない」メーカーの1つでしたが、今回ノッチデザインに関する特許をSIPO(中華人民共和国国家知識産権局)に出願し、申請が受理されたことが判明しましたので「ノッチデザインを採用する」メーカーの1つに仲間入りすることになりました。

申請番号は2017209968394、承認通知番号はCN207200781Uです。

 

今回特許を取得したノッチデザインはこのデザインの時に様々なパーツがどの様に配置されるかを表したものです。つまり、この特許を取得したことでMEIZUが必ず採用するかと言われたらNOですが、昨今の流行りから考えると採用しないというのは時代に逆行することになるので採用する可能性は高いです。

 

ノッチデザインはディスプレイ部にくぼみが出来るので賛否両論ですが、今のスマートフォンにおける一番まとまったデザインなのは言うまでもありません。Xiaomi Mi MIXシリーズや、先日発表されたSmartisan JianGuo 3はディスプレイの下にカメラが配置されていますのでディスプレイ部にくぼみがありませんが、自撮りをする際に筐体を逆さまにしないといけなく、手間が増える上、自撮りをしながらの生放送には適しておらず、昨今のSNSの流行りに歯向かっているデザインとなっています。更にはAndroid Pもノッチデザインに則した機能が増えており、今後このデザインが主流になるのは間違いないでしょう。

そう考えるとディスプレイ部にくぼみは出来ますが手間は増えず、生放送も快適に出来ますので「今のスマートフォンにおける一番まとまったデザイン」となっています。

 

4月22日に発表されるMEIZU創立15周年を記念したMeizu 15シリーズは3つのモデルが発表されるのが判明しており、全てのモデルで2017年からは少数派になった16:9のディスプレイを採用します。このようなことから「また」時代に逆行するのかと思っていましたが、ノッチデザインに関する特許を取得したことによって進化を求めていることがわかりました。

後はMEIZUに足りないものは搭載するSoCです。この選択を間違えると2016年、2017年、2018年と3年連続で失敗することになるので気をつけてもらいたいですね。

 

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