MEIZU 18を発表、最大120Hz 2K+ Samsung E4 AMOLED+Snapdragon 888 5G+4000mAhバッテリー

MEIZU 18を発表、最大120Hz 2K+ Samsung E4 AMOLED+Snapdragon 888 5G+4000mAhバッテリー

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MEIZUは2021年3月3日に魅族 18 系列 5G 双旗艦発布会(Meizu 18 Series 5G Dual Flagship Launch)を開催し、1つめの旗艦製品となるMEIZU 18(魅族 18)を発表しました。

 

MEIZU 18は昨今のハイエンド製品における製品サイズの巨大化に反抗した製品となっており、ディスプレイサイズは約6.2インチとなっています。

 

そして、小型旗艦製品の名の下に手抜きは一切なく、ディスプレイは最大120Hzリフレッシュレート(タッチサンプリングレートは240Hz)に対応し、発光材料に最新技術のE4が用いられた2K+(3200x1440)解像度のSamsung製Super AMOLED、画面輝度制御は4096段階となっています。

 

また、搭載しているディスプレイはHDR10+の認証を受け、SGS認証においては有害なブルーライトの含有量が6.5%未満であることを表すSGS Eye Care Displayの認証を通過しています。

 

この最高レベルのディスプレイを活かすためにMEIZUはMEIZU 18でWideVine L1を保持。Netflixやhulu、YouTube、HBO Maxなどで高品質な映像を鑑賞することが可能になっています。Meizu 17やMeizu 17 ProはWideVine L3であったため、MEIZU 18はMEIZU史上初めてWideVine L1を保持した製品となります。

 

スペックにおいては小型旗艦製品なのでSnapdragon 870 5Gではなく現在最高性能を誇るSnapdragon 888 5Gを搭載。この他LPDDR5(6400MHz) RAM、UFS 3.1 内蔵ストレージ、VC(Vapor Chamber) 液冷システムを搭載および採用しています。

 

バッテリーは小型製品になると3000mAh台になることがありますが、MEIZU 18は4000mAhを搭載。また、充電は36W Super mChargeに対応し、30分で80%の充電が行えることを発表しています。ただ、画面点灯時は30Wに制限されます。

 

充電規格はUSB PD 3.0およびQualcomm Quick Charge 3.0、Quick Charge 3+に対応していると発表していますが、USB Type-Cの仕様としてUSB PDとQuick Charge 2.0/3.0/3+を共存させるのは仕様違反となっているようですので、残念ながら違反を大々的に発表する状態となっています。

 

指紋認証は超音波を利用したUltrasonic mTouchを採用し、0.1秒で認識およびロック解除を行えると明らかにしています。Meizu 17とMeizu 17 Proに採用された光学式は0.15秒でしたので、0.05秒早くなっています。

 

Ultrasonic mTouchの実態はQualcommが発表しているQualcomm 3D Sonic Sensor Gen 2を利用したもので、このシステムは中国企業において初採用となっています。

 

第4世代の振動モーターとなるmEngine 4.0を搭載し、Meizu 17とMeizu 17 Proが採用したmEngine 3.0と比べて18mm³巨大化。世代が進化することによって過渡振動の平均値は123%上昇、定常振動の平均値は128%も上昇し、より操作時のディスプレイとの一体感を高めることができます。

 

カラー展開は踏雪(Tread snow)、等風(Waiting for the wind)、渡海(Cross the sea)の3色。材質はいずれもAG(Anti-Glare) 彫刻ガラスを採用しています。

 

MEIZU 18の体積は83mm³ですが、バッテリーで46.9%、マザーボードで29.1%、スピーカーで17.1%、mEngineで1.7%も占有しており、残りの内部空間は5.1%しかありません。

 

この残りの5.1%はカメラが利用します。超広角カメラは1600万画素のSamsung ISOCELL 3P9(S5K3P9SX)で絞り値(f値)はf/2.2、5つのレンズを採用しています。ズームカメラは800万画素のOmniVision OV08A10で絞り値はf/2.4、3倍の光学ズーム、30倍のデジタルズームに対応しています。メインカメラは6400万画素のSony IMX682で絞り値はf/1.6、SMA OIS(光学式手ブレ補正)対応しています。

 

全てのカメラにおいてArcsoftと共同開発した夜景モードの最適化を行うDarkVision Ultra NightModeに対応しており、ソフトウェアで苦手な分野をカバー。特に昨今の携帯電話はいかに夜景が綺麗に撮影できるのかが重視されているので、今回の技術はそのニーズを受ける形になります。

 

OISだけでなくEIS(電子式手ブレ補正)にも対応し、動画撮影時に真価を発揮。

 

前面のカメラは2000万画素のSamsung ISOCELL 3T2(S5K3T2)を搭載し、逆光を識別して調節、AIを用いた写真撮影、夜景撮影のSuperNight Modeに対応、顔認識を利用したロック解除に対応しています。

 

1700以上の部品がMEIZU 18に搭載されていますが重量は162gと超軽量を実現。昨今のハイエンド製品は200g超えが普通なため、非常に軽いと感じるでしょう。

 

価格は全ての製品がLPDDR5+UFS 3.1を採用し、8GB+128GBモデルが4399元(約73,000円)、8GB+256GBモデルが4699元(約78,000円)、12GB+256GBモデルが4999元(約83,000円)に設定されています。

 

3月3日17:00(中国時間)より予約を受け付け、3月8日10:00(同)にて販売開始となります。