MEIZUがMeizu 17とMeizu 17 Proの後継製品を開発していることはQualcommのSnapdragon 888 5Gの発表会から明らかになっており、名称は今のところ不明ですが順当に行けばMeizu 18とMeizu 18 Proになる予定です。そして、このMeizu 18シリーズがアンダーディスプレイカメラ(Under-Display Camera/画面下埋め込みカメラ)を採用する可能性が高いと様々なメディアで取り上げられ大きな盛り上がりを見せていますが、残念ながら採用しない可能性が高いことがMEIZU社員によって明らかにされました。
著名なMEIZU社員の布魯卡(buluka)氏の何気ない投稿に対して「今年は画面下埋め込みカメラが完成しますか?」と問いかけられ、同氏は「Samsungも出していません。あなたは他のフォローアップが必要ですか?」と回答。MEIZUの話に何故Samsungが登場するのかと疑問を持つかもしれませんが、MEIZUはMeizu PRO 7シリーズやMeizu 15シリーズ、Meizu 17シリーズなどのハイエンド製品に高品質なSamsung製パネルを採用しており、Meizu 18シリーズもハイエンド製品になるので“Samsungが成功した技術=MEIZUが採用することが出来る”という等式が成り立ちます。つまり、この画面下埋め込みカメラに関しては今の所Samsungは成功していない(商用化していない)技術なので、Meizu 18シリーズが採用することはありえないと表現されています。
ちなみに画面下埋め込みカメラを商用化した製品としてZTE Axon 20 5G、日本の楽天モバイルから販売されているRakuten BIGがありますが、こちらの製品に採用されているパネル(ディスプレイ)はVisionox製です。