MEIZUは2021年3月3日に開催したMEIZU 18とMEIZU 18 Proの発表会で、2020年5月に発表したMEIZU 17とMEIZU 17 Proの販売を継続することを明らかにしました。
MEIZU 17とMEIZU 17 ProはQualcomm Snapdragon 865 5Gを搭載した2020年の旗艦製品で、最大120Hzリフレッシュレート対応 6.6インチのSuper AMOLEDディスプレイ、Sony IMX686を採用した6400万画素カメラ、30W Super mCharge、SA/NSA デュアルモード5G対応、NFC対応など2021年においてもまだまだ実用的な製品となっています。
そしてMEIZU 17とMEIZU 17 Proの大きな特徴は「万物皆可OTA(全ての事がOTAで可能になる)」の元に5つのOTAが配信され、22個の機能が新たに追加されています。
新たに追加された主な機能として、120Hzリフレッシュレート対応、GPU Driverのアップデート対応、EIS(電子式手ブレ補正)対応、DC調光対応が挙げられます。
MEIZU 17とMEIZU 17 Proの販売を継続することで最近のスマートフォン界隈で主流の中杯・大杯・超大杯戦略に対応します。中杯・大杯・超大杯はHUAWEIにおけるHUAWEI Mate 40、HUAWEI Mate 40 Pro、HUAWEI Mate Pro+、SamsungにおけるGalaxy S21、Galaxy S21+、Galaxy S21 Ultra、Xiaomi(Redmi)におけるRedmi K40、Redmi K40 Pro、Redmi K40 Pro+が該当し、同じシリーズにおいて中性能・高性能・超高性能展開を表す言葉として用いられています。
17 | 17 Pro | 18 | 18 Pro | |
8+128GB | 3699元 | 4299元 | 4399元 | 4999元 |
8+256GB | 3999元 | - | 4699元 | 5499元 |
12+256GB | - | 4699元 | 4999元 | 5999元 |
価格は上の通りで最低価格はMEIZU 17が3699元(約61,000円)、MEIZU 17 Proが4299元(約71,000円)、MEIZU 18が4399元(約73,000円)、MEIZU 18 Proが4999元(約83,000円)となっているため、ユーザーの所持金に応じてどれを選べばよいのか非常にわかりやすくなっています。そのため、MEIZU 17とMEIZU 17 Proの販売継続は英断だったと感じます。