MediaTekがミドルレンジモデル向けプロセッサー「MediaTek Helio P35(MT6765)」を発表しました。初搭載機は同日に発表されたXiaomi Mi Playです。
名称 | Helio P35 | Helio P30 | Snapdragon 625 |
CPU | 4xA53 + 4xA53 | 4xA53 + 4xA53 | 8xA53 |
クロック数 | 2.3GHz + 1.8GHz | 2.3GHz + 1.65GHz | 2.0GHz |
GPU | IMG GE8320 | Mali-G71 MP2 | Adreno 506 |
クロック数 | 680MHz | 950MHz | 650MHz |
製造プロセス | 12nm FinFET | 16nm FinFET | 14nm FinFET |
MediaTek Helio P35は2017年8月に発表されたHelio P30のアップグレードモデルとなり、変更点は製造プロセスの微細化、LITTLEのクロック数上昇、GPUがARM製からImagination Technologies製を採用などが挙げられます。
XiaomiはHelio P35の性能をSnapdragon 625を相手取って性能が高いことをアピールしていましたが、Snapdragon 625は2016年2月に発表された製品なので2年近く前のプロセッサーを上回っていると発表していることになります。性能については過度な期待はしないほうが良いでしょう。
初搭載機のXiaomi Mi Playは翌日の10:00(CST)より販売開始です。Helio P30やHelio P22の採用経験のあるベンダーは後継機にHelio P35を採用する可能性が高いです。