MEIZUの未発表型番「M891」と「M881」、「M871」が2018年3月22日付けでTENAA(中華人民共和国工業情報化部)の認証を通過しました。魅族ブランドで認証を通過しています。既にSRRC(中国無線電管理)の認証(M891/M881/M871)や、3C(中国強制認証)の認証(M891/M881・M871)を通過しており、存在自体は明らかになっています。
今回認証を通過した3つの型番には共通して型番末尾に中国移動・中国聯通・中国電信の3つのネットワークに対応した全網通公開版であることを表す“Q”が書かれておりますが、「M881」のみ中国移動向けにカスタマイズされている中国移動定制版であることを表す“M”が書かれています。
対応ネットワークは全ての通信(FDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TC-SCDMA/CDMA2000/GSM)で、最低でもCDMA2000に対応したSoCが搭載されています。
細かなスペックは公開されていないものの、画面インチ数と筐体サイズ、バッテリーの容量が書かれています。
「M891」は5.95インチの153.8 x 78.25 x 7.25 mmでバッテリー容量は3430mAh、「M881」は5.46インチの143 x 72 x 7.25 mmでバッテリー容量は2940mAh、「M871」は5.46インチの143.62 x 72.38 x 7.5 mmでバッテリー容量は3050mAhとなっています。5.5インチ前後で18:9のアスペクト比のディスプレイを登載したスマートフォンはほぼ無いので、「M881」と「M871」は16:9のアスペクト比のディスプレイを採用する可能性が高いです。
上画像は簡単なサイズ比較で、「M871」の方が「M881」よりも若干大きいということになります。
この「M891」と「M881」、「M871」の3つの型番はMEIZU創立15周年を祝った記念モデルとなる魅族15(Meizu 15)シリーズのスマートフォンだと予想しており、それぞれMeizu 15 PlusとMeizu 15、Meizu 15 Liteが当てはまります。
それぞれスペックは現在削除されておりますが一時Android公式サイトに掲載してあったものだとMeizu 15 PlusのスペックはAndroid 7.0 Nougat、6.0インチディスプレイ、RAM 6GB + 内蔵ストレージ 64GB/128GB、指紋認証対応、NFC非対応となっています。Meizu 15のスペックはAndroid 7.1.1 Nougat、5.5インチディスプレイ、RAM 4GB + 内蔵ストレージ 64GB/128GB、指紋認証対応、NFC非対応です。Meizu 15 LiteのスペックはAndroid 7.1.2 Nougat、5.5インチディスプレイ、RAM 4GB + 内蔵ストレージ 32GB/64GB、指紋認証対応、NFC非対応です。
Source