MEIZUの未発表型番「M871」が2018年3月14日付けで3C(中国強制認証)の認証を通過しました。この型番は開発中であることがわかっているMeizu 15 Liteの型番だと考えています。
今回認証を通過した「M871」の型番末尾のアルファベットは“Q”なので中国移動・中国聯通・中国電信の3つのネットワークに対応した全網通公開版であることがわかります。つまり、搭載されるSoCはCDMA2000に対応しているようです。
3Cではスマートフォンの型番と同時にACアダプターの型番・仕様の認証も通過します。今回認証を通過したACアダプターの型番はUP0920で5V/2Aの10W、9V/2Aの18Wの急速充電に対応しています。このACアダプターは魅藍E2(Meizu M2 E)とMEIZUとして初めて18:9のアスペクト比のディスプレイを採用した魅藍S6(Meizu M6s)と同じ型番で、それぞれ搭載されていたSoCはMediaTek Helio P20とSAMSUN Exynos 5 Series(7872)です。
マシンパワーとしてはミドルレンジクラスのSoCということになり、「M871」はエントリーモデルではなくミドルレンジモデルとしてリリースされる可能性があります。
2018年はMEIZU創立15周年で、今年のスマートフォン展開に「Meizu 15」シリーズが始動することが明らかになっています。今回認証を通過した「M871」は最下位モデルとなるMeizu 15 Liteだと考えており、既に中位・最上位モデルとなるMeizu 15とMeizu 15 Plusと思われる型番が3Cの認証を通過しています。3Cの認証を通過した1ヶ月後に発表されることが多いのでこの「Meizu 15」シリーズは2018年4月に発表される可能性が高いです。
一部情報ではMeizu 15 PlusはSAMSUNG Exynos、Meizu 15とMeizu 15 LiteはQualcomm Snapdragonを搭載すると言われ、既にMeizu 15は実機がリークしSnapdragon 660を搭載することが判明しています。
Plus・無印・Liteといった3モデル展開と言えばHuawei Mateシリーズが有名で、同シリーズの成長を支えた 楊柘(Jeffrey Yang) 氏がMEIZUに入社していますのでこの様な展開に踏み切ったのだろうと考えています。
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