Kirin 980を搭載したHUAWEI Mate 20 ProがGeekbenchに登場。シングルコア性能は1.8倍、マルチコア性能は1.5倍の成長

HUAWEIがドイツのベルリンで開催されたIFA 2018(国際コンシューマ・エレクトロニクス展)にて発表した世界初の7nm製造プロセスを採用したHiSilicon Kirin 980を搭載したHUAWEI Mate 20 ProがGeekbenchに姿を現しました。

 

Geekbenchに登場したHUAWEI Mate 20 Proは型番がLYA-L29、Android 9 Pie、RAM 6GBとなっています。スコアはシングルコア性能が3,390点でマルチコア性能が10,318点です。シングルコア性能は3,000点の大台を超え、マルチコア性能も10,000点の大台を超えました。

Kirin 980の従来機となるKirin 970の平均スコアはシングルコア性能が1,900点でマルチコア性能が6,700点なので、Kirin 980はシングルコア性能で1.8倍、マルチコア性能で1.5倍の成長に成功しました。Kirin 980の発表会ではシングルコア性能が3,360点だと発表していたので、今回のスコアはHUAWEIが発表したとおりのスコアとなっています。

 

SoC クロック数 CPU
Kirin 980 2.6GHz + 1.92GHz + 1.8GHz A76 + A76 + A55
Kirin 970 2.36GHz + 1.84GHz A73 + A53

CPUは2xA76(2.6GHz) + 2xA76(1.92GHz) + 4xA55(1.8GHz)の2+2+4のオクタコア構成になっています。これによって使用アプリに応じてCPUの動作を最適化することができ、音楽を聴く場合はA55コアのみ、SNSをする場合はA76(1.92GHz)とA55コアを、ヘビーなゲームをするときは全てのコアを稼働させるといったフレキシブルな対応ができます。

 

HiSilicon Kirin 980の初搭載機はHUAWEI Mate 20シリーズで、この機種の発表は10月16日のロンドンで行われる予定です。更にHUAWEIは前日にコンセプトフォンの“Magicシリーズ”に属するHUAWEI Honor Magic 2の存在を明らかにしており、こちらの機種にもKirin 980を搭載する予定のようです。ベンチマークチーティングの問題があったHUAWEIは、HUAWEI Mate 20シリーズの発表会で出される数字には厳しい目を向けられるかもしれません。

 

 

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