Qualcommは2017年3月22日に中国にてフラッグシップ向けプラットフォーム「Qualcomm Snapdragon 835 Mobile Platform(MSM8998)」を正式発表しました。Qualcomm Snapdragon 821の後継機として発表されています。
QualcommはSnapdragonブランドをプロセッサーからプラットフォームへ改名していますので、ReaMEIZUではプラットフォームの表記を採用しています。
発表会には来場者向けにSnapdragon 835を搭載したプロトタイプスマートフォンを貸し出し、AnTuTuベンチマークやGeekbench、GFXBenchなどの計測を許したそうです。ですので、微博には貸した出されたユーザーによって各種ベンチ魔マークの結果が公開されました。
貸出をしたリファレンス機(プロトタイプスマートフォン)のスペックは、Android 7.1.1 Nougat、5.5インチのWQHD(2560 x 1440)ディスプレイ、RAM 6GB + 内蔵ストレージ 16GBとなっています。
AnTuTuベンチマークスコアは181,228点で何回か計測さあれたものの平均を計算すると183,000点程度です。Snapdragon 821を搭載したOnePlus 3Tの平均スコアが163,044点なので約2万点の性能向上に成功しています。
GPU性能は約7万点ということで更に快適にゲームを行うことが出来るでしょう。
Geekbenchはシングルコアがは2,048点、マルチコアが6,478点です。このスコアは2月にリークしたスコアと似ているので、平均点になると思います。
3DMarkではSling Shot using ES 3.1が3,486点でApple A10 Fusionが2,700点程度ですので、GPU性能ではSnapdragon 835に軍配が上がります。
ゲームに関してもメーカーがチューニングをきちんとしていれば一切問題はないでしょう。
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