台湾の半導体メーカーのMediaTekがミドルレンジ向けプロセッサー「MediaTek Helio A22(MT6765)」を6月12日に発表しました。
初搭載機はXiaomi Redmi 6Aで、同日に発表されています。
MediaTek Helio A22のスペックは、製造プロセスがTSMC 12nm FinFET、CPUが64-bitのARM Cortex-A53(2.0GHz)x4のクアッドコア構成、GPUはImagination Technologies PowerVR GExxxxでクロック数コア数ともに不明、ISPは最大2100万画素でデュアルカメラは1300万画素+800万画素、RAM規格はLPDDR3は933MHzとLPDDR4xは1600MHz、最大RAM容量は6GB、ストレージ規格はeMMC 5.1、LTEカテゴリーはCat.7(300Mbps)/13(150Mbps)、WLANは802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0、GPS、GLONASS、BeiDou(北斗)、Gallileoとなっています。MediaTekの急速充電規格Pump Expressを採用。
対応ネットワークは全ての通信(FDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TC-SCDMA/CDMA2000/GSM)、アメリカのT-Mobileが採用する600MHzのBand 71に対応、DSDVとなるデュアルVoLTE/ViLTE/VoWi-Fiに対応、対応解像度は20:9のHD+(1600×720)となっています。
5月23日に発表されたHelio P22(MT6762)のロースペックモデルという位置づけのプロセッサーとなります。ミドルレンジモデル向けながらImagination Technologies製のPowerVRを採用しており、今までのMediaTekとは違ったものになっています。
GeekbenchではHelio A22のスコアがリークされており、シングルコア性能が829点、マルチコア性能が2,483点となっています。
初搭載機となるXiaomi Redmi 6Aは2018年6月15日10:00(CST)より販売開始となります。AnTuTuベンチマークや、GPUの型番は発売されると明らかになると思います。
Source