HUAWEIは6月2日開催のHUAWEI HarmonyOS & New Products LaunchにてHarmonyOS 2を初期搭載した4G対応スマートフォン4製品の価格を案内しました。
HUAWEIは4月下旬に5G非対応のHUAWEI Mate 40 Pro 4G版とHUAWEI Mate 40E 4G版、HUAWEI Mate X2 4G版、HUAWEI nova 8 Pro 4G版を自社サイトに掲載していましたが、掲載当時価格は非公表でした。
今回、HUAWEIは同発表会にてHUAWEI Mate 40 Pro 4G版の8GB+128GBモデルが6099元(約105,000円)、8GB+256GBモデルが6599元(約113,500円)、HUAWEI Mate 40E 4G版の8GB+128GBモデルが4199元(約72,000円)、8GB+256GBモデルが4699元(約81,000円)、HUAWEI Mate X2 4G版の8GB+256GBモデルが17499元(約301,000円)、HUAWEI nova 8 Proの8GB+128GBモデルが3699元(約63,500円)、8GB+256GBモデルが4099元(約70,500円)と案内しました。5G対応版と比べて300元から500元安くなっており、いくらかお求めやすくなっています。
Due to the restrictions imposed by the u.s. we offer 4G versions for those models together with Wi-Fi 6+ and they still manage to provide a superior experience and performance.
(米国の規制により、これらのモデルにはWi-Fi 6+とともに4Gバージョンを提供していますが、優れた体験とパフォーマンスを提供しています)
そして、4G版販売の背景としてCEOの余承東(Yu Chengdong/リチャード・ユー)氏は以上のように語り、アメリカ合衆国による制裁が関係していると明らかにしました。4G版の4製品がサイトに掲載されたとき、米メディアのブルームバーグはバイデン政権が5Gに関する規制を強めたと報道していましたので、今回のCEOの発言はそれを真にするものとなりました。
5G非対応になった4製品ですが、大きな特徴として同日発表の新OS「HarmonyOS 2」を初期搭載しており、これらの製品を購入するとタイミングによっては所有しているHUAWEIとHONOR(Honor Device非関与)製品よりも早くにHarmonyOS 2を体験できるかもしれません。