HONOR CEO、HarmonyOS採用に対し「業界の発展に基づいて適切に選択」

HONOR CEO、HarmonyOS採用に対し「業界の発展に基づいて適切に選択」

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HUAWEIが脱Android OSのHarmonyOS(鴻蒙OS)を開発していることは世に広く知られており、近くオープンなソフトウェアとして提供する予定であることも報じられ、中国の様々な企業が採用すると勝手に予想されています。そんな中、HONOR CEOに対し一線(Yixian)の記者がHarmonyOSに関する質問を投げかけ、選択肢のひとつとして考えていると明らかになりました。

 

CEOの趙明(Zhao Ming/通称: George)氏は先日開催された2021高通技術与合作峰会(Qualcomm China Tech Day 2021)に登壇し、Snapdragon 778G 5GHONOR 50シリーズで初採用すると表明。HUAWEIから独立したHONOR Device初のSnapdragon搭載機が近く発表される予定です。

 

このイベントの後、インタビューに応じたCEOはHarmonyOSの採用について「HONORは既に完全に独立した携帯電話ブランドであり、業界の発展に基づいて適切な場合には異なるOSを選択します」と回答し、採用・不採用の具体的な明言は避けましたが選択肢のひとつとして考えていると明らかにしました。

 

近い未来においては長年付き合ってきたAndroid OSの採用が好ましく、新規参入のHarmonyOSへの一本化はかなりリスクがあるでしょう。MEIZUはCEOではなく著名社員がHarmonyOS採用について「何度も言っていますが、あえてHarmonyOSを採用した場合、Googleは後継Android OSのソースコードの配布を断ち切ってしまいます(OSの二者択一になる)。不安要素が多い中で、あえて挑戦する人(企業)はいると思いますか?」と持論を述べており、HarmonyOS成長の鍵は中国が団結する“障壁”が必要になりそうです。

 

 

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