Exynos 2500はRDNA 3ベースのGPUを採用か、2025年のGalaxy S25シリーズが搭載予定

Exynos 2500はRDNA 3ベースのGPUを採用か、2025年のGalaxy S25シリーズが搭載予定

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サムスン電子は自社開発SoCのExynos 2200の失敗を受けて、Exynos 2300とExynos 2400の量産を中止するとの報道が韓国メディアを中心に流れていましたが、最新の情報でExynos 2400の開発を進めていることがわかり、量産を計画していることが判明しました。今回、さらに新しい情報としてExynos 2500に関する情報が流れてきました。

 

韓国の情報通の吸血鬼王氏は、サムスン電子がExynos 2400の開発と量産に向けて準備を進めていると明らかにしました。この情報は、先日に流れたものと同じですが、情報通が公開すると信憑性が増します。GPUはAMD RDNA 2アーキテクチャに基づいており、Exynos 2200やExynos 2300よりもコア数が増加したものになる予定です。

 

そして、さらに先の製品となるExynos 2500は、GPUは発表時期から判断するとRadeon RX 7900系列が採用したRDNA 3アーキテクチャに基づいたものになる予定と明らかにしました。ただ、Radeon RX 7900系列が採用したNavi 3x GPUはTSMC 5nm N5向けに設計されたものなので、AMDはSamsung 3nm SF3向けに再設計する必要があるようです。

 

その再設計を行う際にRDNA 3で発生していた問題がいくつか解消される見込みで、Zen 5世代のRyzen 8000系列が搭載するRDNA 3+アーキテクチャで追加される修正点が盛り込まれる予定のようです。つまり、RDNA 3+の修正点が採用されたRDNA 3に基づくGPUを採用することになります。

 

Exynos 2500はまだまだ先の製品となりますが、サムスン電子とAMDが協業する自社開発SoCを諦めていないというのは非常にめでたいニュースです。さまざまな問題を解決して競合他社を凌駕する製品を仕上げてほしいと思います。

 

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