Exynos 2400のCPU構成が判明、1+2+3+4構成を採用

Exynos 2400のCPU構成が判明、1+2+3+4構成を採用

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Galaxy S24シリーズが搭載予定のExynos 2400のCPUの構成が判明しました。先日発表されたGalaxy S23シリーズはすべての国と地域でSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを搭載しますが、来年に発表する予定のGalaxy S24シリーズでは自社のExynos SoCを採用する方向で動いているようです。

 

情報通のIce Univerce氏は自身のWeiboで、Exynos 2400のCPUの構成が1基のCortex-X4、2基のCortex-A720、3基のCortex-A720、4基のCortex-A520となり、1+2+3+4構成を採用すると明らかにしました。Cortex-A720は5基も採用しており、前者は高クロック、後者は低クロックに設定されているようです。

 

10コア構成はMediaTekがHelio X20、Helio X30などで採用し、この時は高性能なCPUを2基、やや高効率なCPUを4基、高効率なCPUを4基といった構成でしたが、Exynos 2400は高性能なCPUが6基も採用されており、まったく違った設計を採用しています。

 

GPUに関する情報は不明ですが、AMDと共同開発したXclipseを採用することは確実視されており、見ている部分のスペックは非常に優れたものとなりそうです。

 

製造プロセスも同様に不明ですが、現時点での情報はGAA構造を採用した3nmではなく、従来のFinFET構造を採用した4nmでの製造が予想されており、最先端の技術は採用しない見込みです。

 

懸念点はサムスンファウンドリの製造能力で、Exynos 2200のXclipse 920は当初1.9GHzで動作させる予定でしたが、最終的には1.3GHzまで下げて動作することになった経緯があるので、Exynos SoCの最大の敵でもあります。予定していた設計を微調整することはあるようですが、大幅にスペックを下げるのは稀なようなので、すべてはサムスンファウンドリの製造能力にかかっています。

 

 

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