Exynos 2400のAI性能は44 TOPSの見込み、競合他社は発表をやめた指標

Exynos 2400のAI性能は44 TOPSの見込み、競合他社は発表をやめた指標

注:当サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

サムスン電子はGalaxy S24シリーズで自社開発SoCのExynos 2400を搭載する予定で、これを搭載したモデルがいくつかの市場で販売される予定です。今回、Exynos 2400のAI性能に関する情報が情報通によって明らかになりました。

 

韓国の情報通の吸血鬼王氏によると、Exynos 2400のAI性能は44 TOPSになる見込みで、Windows on ArmのSnapdragon 8cx Gen 4の45 TOPSに肉薄するとのこと。このSnapdragonはNUVIA製CPUが初搭載された製品になる予定で、Qualcommの今後を決める大事な製品のひとつです。

 

AIの性能が44 TOPSと聞いてもピンとこない人が多いでしょう。以前はさまざまな企業が旗艦製品向けSoCの発表会を開催した時にこぞって発表した数値のひとつですが、現在はまったく触れられておらず、最新の数値として判明しているのがSnapdragon 888+ 5Gが32 TOPS、Exynos 2100が26 TOPSです。そのため、少なくともExynos 2400の処理性能は例に挙げた製品よりも優れていることを意味します。

 

Exynos 2400が発表された際に44 TOPSと発表するのか不明ですが、もし発表した際は競合他社が発表をやめた指標にこだわっているようにも見られる危険性もありますが、他社が具体的な数値を発表していないので、それを発表できる自信が伺えて強く見られる可能性もあります。そのあたりの判断は来年の今頃に委ねられるでしょう。

 

現時点で判明している情報として、Exynos 2400はSamsung 4nm SF4Pで製造される予定で、CPUはかなり奇妙な構成を採用する可能性があるようです。その奇妙な構成の具体的なものは不明ですが、少なくともCortex-X4の採用は確定しており、確実に高性能なSoCになります。

 

 

Source | 参考