2021年2月23日から25日まで開催しているMWC Shanghai 2021の開会式でMIIT(中華人民共和国工業情報化部)の副部長である劉烈宏(Liu Liehong)氏が登壇し、現在の中国における5Gの基地局が71万8,000台を超えていると発言したことを中国メディアのCGTNが明らかにしました。
同氏は中国の5G基地局が71万8,000台で72万台弱にのぼること、この基地局の数は世界の約70%を占めているを明らかにしました。中国国外における5Gサービスを商用化している国で有名なのはアメリカ合衆国、イギリス、韓国、日本がありますが、それらの国の倍近くの基地局が中国に集中していることになります。
また、5G端末の接続数は2億台(スマートフォンの他にIoT機器や5G CPEなどが含まれる)を超え、技術産業の成熟が加速していること、既に中国市場には218機種の5G対応携帯電話が販売され、2000元(33,000円)以上の製品(位置の分け方はこちら)が売上高の90%以上を占めていることを明らかにしています。