価格を基準とした製品のランク、ミドルレンジ・ハイエンド・フラッグシップなど

価格を基準とした製品のランク、ミドルレンジ・ハイエンド・フラッグシップなど

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2019年10月に中国市場で発表されたOPPO Reno Ace(Snapdragon 855 Plus搭載)について、あるユーザーがその製品を「お買い得なミドルレンジモデル」と位置づけたことでCoolapk内にて多くの論争が巻き起こりました。今回、その論争を引き起こしてしまった人が個人的な価値観を持って携帯電話の「位置づけ」を評価し、わかりやすいと思ったため紹介いたします。

 

セグメント 中国人民元 日本円 米ドル ユーロ
フラッグシップ 5000元- 81,500円- $770- €638-
ハイエンド 3000元-

4999元

49,000円-

81,500円

$620-

$770

€383-

€638

ミドルレンジ 2000元-

2999元

32,500円-

49,000円

$465-

$620

€255-

€383

ミドルロー 1000元-

1999元

16,500円-

32,500円

$310-

$465

€128-

€255

ローエンド 0元-

999元

0円-

16,500円

$0-

$155

€0-

€128

大きな分類としてローエンド、ミドルレンジ、ハイエンドに分けることが出来ますが、同氏は価格に基づいてさらに分割して、0元-999元のローエンド、1000元から1999元のミドルロー、2000元から2999元のミドルレンジ、3000元から4999元のハイエンド、5000元以上のフラッグシップに分けています。

 

そしてセグメントごとの製品の特徴として同氏は、ローエンドは携帯電話における最低の位置で、この価格帯はWeChat(SNS)やビデオを見るなどの最低要件を満たすSoCを搭載し、ディスプレイや製品の質感はそれほど良くありません。

 

ミドルローはローエンドから大きく飛躍してSoCはオンラインの製品はSnapdragon 7シリーズやKirin 8シリーズを、オフラインの製品はSnapdragon 6シリーズやKirin 7シリーズを搭載します。カメラはメイン+超広角+1つから2つを搭載し、急速充電もある程度グレートアップします。

 

ミドルレンジは5つのセグメントから見て1番費用対効果(コストパフォーマンス)に優れた製品で、オンライン製品ではSnapdragon 8シリーズやKirin 9シリーズを搭載し、画面とカメラは非常に優れています。また、ほとんどの製品には真のトリプルカメラとSamsung AMOLEDディスプレイが搭載されていますが、全体的な構成にはまだまだ手を加えるところがあると考えています。

 

ハイエンドはミドルレンジと比べて2K(WQHD)ディスプレイや90Hzの高リフレッシュレート、IMX600番台+OISやペリスコープなどの一部のフラッグシップ製品の要素が追加されています。

 

フラッグシップは携帯電話企業が消費力の強いユーザーに向けて作った上位製品のことで、高くて優れているという特徴があります。ハイエンドとの違いは及第点が最も少なく、圧倒的な特徴が強いことです。市場に出回っているフラッグシップといえば、HUAWEIのMate Pro/P Pro、SonyのXperia 数字シリーズ、SamsungのGalaxy S/Note、Apple iPhoneくらいです。一般的にフラッグシップについては2つの考え方があり、1つはある分野ではトップレベルに達するが他の分野ではハイエンドレベルに達する(例:HUAWEI Mate 30 Pro)、もう1つは全ての分野のバランスが良いが、どの分野でもトップレベルを達成していない(例:Galaxy Note10+/iPhone 11 Pro)が挙げられます。

 

この人は価格に基準をおいて製品を分類しましたが、SoCによって分類することも可能です。例えばSnapdragonを基準にするとSnapdragon 8シリーズ搭載製品はフラッグシップとハイエンド、Snapdragon 7シリーズはミドルレンジ、Snapdragon 6シリーズ搭載機はミドルロー、Snapdragon 4シリーズとQualcomm 2シリーズはローエンドとなります。

 

この他フラッグシップは真の意味を用いて性能や価格ではなく企業を代表する製品としてSnapdragon 660を搭載したZenFone 4やSnapdragon 625を搭載したZenFone 3を分類することもあるので、一概に「何か」を用いて製品を分類するのは難しいです。

 

今回紹介したのは1つの考え方で、決して「正解」ではありません。また、公開された記事の時期は2019年12月と2年前の価値観となっており、今は5Gに対応した1000元未満の製品も発表され、高リフレッシュレートなローエンド製品も存在していますので、製品の分類の考え方は更新する必要があります。

 

ただ、2020年において同じSnapdragon 865 5Gを搭載した製品としてRedmi K30 Pro(a.k.a POCO F2 Pro)とXiaomi Mi 10 Ultraが同じ製品分類かと言われると違った製品となっていますので、この価格による位置づけは間違ったものではないでしょう。

 

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