CEOの黄章(Jack Wong)氏が、Qualcomm Snapdragon 855を搭載することがわかっているMEIZUの次期旗艦シリーズスマートフォンのMeizu 16sとMeizu 16s Plusの新たな情報をMeizu BBSに投稿しました。
CEOはMeizu 16s/16s Plusは3月末に量産を開始する予定であることを明らかにしました。
Meizu 16s/16s Plusに搭載されるSnapdragon 855は2018年12月に発表したばかりの新製品で、供給を受けるには競合他社との競争に勝たなくてはなりません。売上を考えるとQualcommはSnapdragon 855を多く販売する企業に優先的に供給するはずなので、具体的にはSamsungやXiaomi、Lenovoとの勝負に勝つ必要があります。現実問題としてかなり厳しいのではないでしょうか。
Meizu 16s/16s Plusは次世代通信規格5Gに非対応であることが明らかになっているので5GモデムのQualcomm Snapdragon X50 5G Modemは必要なく、SamsungやLGと供給のための勝負は起こらないでしょう。
Snapdragon 855にまつわる勝負は供給だけでなく製品の販売でも起こります。価格を安くするのか品質を上げるのか、見極めが重要な局面となりそうです。