iPhone 13シリーズが搭載すると見られるApple A15(Bionic)のGPU性能がリークしました。iPhone 12シリーズのApple A14 Bionicは非常に高いGPU性能を有しているので、後継製品に大きな期待が寄せられています。
韓国の掲示板Clienでは台湾からの情報として、7月時点のサンプルのGFXBenchのManhanttan 3.1は198fpsだったと明らかにされました。そして、2回目ではスロットリングが働いて140から150fpsまで下がりましたが、全く問題はないと報告されています。
A15 | A14 | A13 | |
Manhanttan 3.1 | 198fps | 137.72fps | 123.54fps |
Aztec Ruins Normal | ? | 102.24fps | 91.62fps |
Aztec Ruins High | ? | 37.40fps | 33.61fps |
今回公開された情報をA14 BionicとA13 Bionicの数値を並べてみました。今の所Manhanttan 3.1のみが公開されている現状ですが7月時点のサンプルで約44%の性能向上が見えているため、大幅な性能向上が行われる可能性が高いです。
ちなみに、プロセス技術はTSMC N5(5nm)の改良版のN5P(5nm+)を採用し、性能は5%上昇、消費電力は10%改善されるようです。N4(4nm)の採用も噂されていますが、2022年から量産開始との情報が流れているので時期が合わないためN5Pが最有力です。
8月報告時点でのExynos 2200のGPU性能はManhanttan 3.1が170.7fpsなので、Apple製SoCは2021年から2022年においても圧倒的な性能を発揮するかもしれません。