A16 Bionicを搭載したiPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro MaxのAnTuTu Benchmark v9の性能が判明

A16 Bionicを搭載したiPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro MaxのAnTuTu Benchmark v9の性能が判明

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AnTuTu Benchmarkを提供しているAnTuTuが、発売前のiPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro MaxのAnTuTu Benchmark v9における性能を公開しました。

 

今回、昨年に発表したA15 Bionicを搭載したiPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max、一昨年に発表したA14 Bionicを搭載したiPhone 12 Pro Max、iPhone 12 Proと比較します。

 

AnTuTuは異なるOSでの比較を認めていないので、今回判明した性能をAndroidを搭載した製品で算出された性能と比較するのは適しておらず、まったくの無意味な比較となります。

 

A16 Bionicを搭載したiPhone 14 Pro(6GB+1TB)の性能は、CPU性能が246,572点、GPU性能が408,723点、MEM性能が176,151点、UX性能が146,701点で、総合性能は978,147点となりました。

 

同じくA16 Bionicを搭載したiPhone 14 Pro Max(6GB+1TB)の性能は、CPU性能が241,999点、GPU性能が403,717点、MEM性能が180,737点、UX性能が146,483点で、総合性能は972,936点となりました。

 

iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxの性能を比較すると、CPU性能とGPU性能ともに前者が優れていますが、今回の性能は発売する前の状況で発見されたものなので、いずれは後者のiPhone 14 Pro Maxが高い性能を発揮するようになると考えています。

 

iPhone 14 Pro MaxとiPhone 13 Pro Max、iPhone 12 Pro Maxで算出されたCPU性能とGPU性能を比較すると、CPU性能は12 Pro Maxから24.7%、13 Pro Maxから12.5%も向上しました。

 

GPU性能は12 Pro Maxから49.8%、13 Pro Maxから26.5%も向上し、CPU性能よりもGPU性能の伸び幅が大きくなりました。これはGPUそのものの向上も要因ですが、RAMの規格がLPDDR4XからLPDDR5へ新しくなったことが要因と考えています。

 

少し前に判明した性能ではA16 BionicとA15 Bionicの差がほとんどない可能性があることも予測されましたが、少なくとも今回の性能を見る限りは大きく性能が向上しており、iPhone 13 ProからiPhone 14 Proへの乗り換えは間違いのない選択と言えそうです。

 

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