MediaTek Helio P70のベンチマークスコアが判明。Snapdragon 670には及ばず

MediaTek Helio P70を初搭載するRealme U1のAnTuTuベンチマークスコアが判明しました。RealmeはOPPOのサブブランドで、主に中国国外の新興国向けに開発されています。搭載しているOSはOPPOが開発しているColorOSを搭載しており、HUAWEIとHonorの様な関係になっています。

このベンチマークスコアをリークしたSmartprix BytesはQualcomm Snapdragon 636を搭載したXiaomi Redmi Note 6 Pro、HiSilicon Kirin 710を搭載したHonor 8X(JSN-AL00a)と比較を行っていますが、ReaMEIZUではSnapdragon 636を除外し、Snapdragon 670とSnapdragon 660、Helio P60を比較対象に加えます。Snapdragon 636はこの分類の中では全く違うクラスなのに加え、もともとHelio P60はSnapdragon 660を仮想敵として開発されていますので、マイナーチェンジモデルとなるHelio P70はSnapdragon 670を仮想敵にしているのではないかと推測し、Snapdragon 636を除外してSnapdragon 660とSnapdragon 670を比較対象に加えています。

 

MediaTek Helio P70を搭載したRealme U1(RMX1833)のスコアはCPU性能が64,651点、GPU性能が32,541点、UX性能が37,391点、MEM性能が10,438点、総合性能が145,021点となっています。Helio P60の総合性能が約138,000点なので5%程の性能向上となっています。MediaTekはHelio P70の発表時に13%の性能向上に成功していると発表しているので、これではまだ物足りないスコアです。

 

AnTuTuベンチマークで測定できる4項目+1項目の数値を全て比較してみると、Helio P70はHelio P60と比べてCPU性能は2%、GPU性能は9%し、総合的に見ると4%の性能向上に成功しています。今回リークされたスコアは1回計測されたものを抽出しているのであくまでも参考程度となりますが、スコアに揺れがあるとしても2万点近くの差が生まれることはめったにないので、Helio P70のAnTuTuベンチマークスコアは145,000点程度で推移すると思います。

Snapdragon 660と比較するとCPU性能では負けているののGPU性能では上回っており、ゲームの快適度はHelio P70に軍配が上がります。一方でSnapdragon 670と比較するとCPU性能では勝っていますがGPU性能では大きく差がついており、この数値の差はゲームの快適度に表れてくるでしょう。CPU性能でHelio P70が上回ったのはSnapdragon 670には高性能なARM Cortex-A75が搭載されていますが2コアの2.0GHzに留まっており、Helio P70は4xA73(2.1GHz)+4xA53(2.0GHz)で高性能なA73が4コア搭載されていることと全体的なクロック数が高くなってることが原因だと考えています。

 

今回Smartprix BytesはRealme U1の型番を公開していますのでGeekbenchで調べたところ計測結果を発見。今回は従来機のHelio P60、AnTuTuベンチマークでスコアが拮抗していたKirin 710とSnapdragon 660と比較を行います。

Helio P70はHelio P60と比較してシングルコア性能は3%、マルチコア性能は3%の性能向上。チューニング不足であればもう少し時間が経てばスコアが伸びる可能性を秘めていますが、実際のところはどうなのでしょうか。

 

MediaTek Helio P70を初搭載したRealme U1の発表会は11月28に開催予定となっています。今の所OPPOのみがHelio P70の搭載を明らかにしていますが、Helio P60の採用経験のある企業はHelio P70を採用すると考えていますので、vivoやUMIDIGI、Panasonic等はHelio P60搭載機の後継機にHelio P70を搭載するでしょう。

 

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