【2021年3月】中国のAndroid市場におけるAnTuTu Benchmarkスコアランキングが公開

【2021年3月】中国のAndroid市場におけるAnTuTu Benchmarkスコアランキングが公開

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AnTuTu Benchmarkを開発・提供しているAnTuTuは、2021年3月の中国市場のAndroid OS搭載製品におけるスコアランキングを公開しました。ランキング掲載条件は当月中の1,000回以上の計測です。

 

AnTuTuは3月22日にAnTuTu Benchmark v9のOpen Betaを公開していますが、3月の集計は前代のAnTuTu Benchmark v8となっているため注意してください。

 

1位から10位まで全てSnapdragon 888 5G搭載機で、1位はBlack Shark 4 Pro(12GB+256GB)で765,579点、2位はOPPO Find X3 Pro(12GB+256GB)で742,078点、3位はnubia RedMagic 6 Pro(12GB+256GB)で741,100点という結果になりました。

 

Black Shark 4 Proは内蔵ストレージにUFS 3.1とSSDのRAID構成を採用したことでMEM性能が142,511点になり、2位のOPPO Find X3 Proは114,550点、3位のnubia RedMagic 6 Proは117,201点なので、圧倒的な差をつけている状態です。

 

9位と10位はMeizu 18Meizu 18 Proがランクインし、双方とも12GB+256GBの最高モデルで、スコアはそれぞれ710,459点と698,661点となっています。

 

11位にはKirin 9000を搭載したHUAWEI Mate 40 Proが位置し、スコアは682,605点のためMeizu 18 Proとそれほど大きな差はありません。

 

ミドルレンジ帯では1位から3位でDimensity 820搭載製品が独占し、1位はRedmi 10X 5G(8GB+128GB)で399,923点、2位はRedmi 10X Pro 5G(8GB+128GB)で396,906点、3位はvivo S7t(8GB+128GB)で393,918点となりました。

 

その他はKirin 985搭載機が5機種、Kirin 820搭載機が2機種ですが、HUAWEIはアメリカ合衆国の制裁によって新SoCの生産が事実上不可能なので、Snapdragon 780G 5Gなどのより優れた2021年の製品向けミドルレンジSoCが増えてくるとKirin SoC搭載製品は姿を消していくでしょう。

 

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