2020年発表のMeizu 17シリーズにAndroid 13ベースのFlyme 10クローズドベータが開始

2020年発表のMeizu 17シリーズにAndroid 13ベースのFlyme 10クローズドベータが開始

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Meizuは2020年5月に発表したMeizu 17とMeizu 17 Proに対して、Android 13ベースのFlyme 10のクローズドベータテストを2023年5月31日に開始しました。

 

Meizu 17シリーズはAndroid 10ベースのFlyme 8.1を初期搭載し、その後Android 11ベースのFlyme 8 Beta、Android 11ベースのFlyme 9が配信されたため、3世代にわたってAndroidが更新されることになります。(Android 12ベースのFlymeは存在しない)

 

同製品群はフラグシップ製品として発表されているのでOSアップデートを長く行うのが普通ではありますが、Meizuの過去を考えるとかなり異例の対応です。また、最新のAndroidを提供することも異例の対応で、中国自動車大手Geelyに買収されたのが良い方向で動いている気がします。

 

過去のMeizuは、多くの企業がAndroid 8.0 Oreoに移行している中で、Android 7.0 Nougatへのアップデートの「テスト」を行っていたこともありました。Androidの更新に技術力不足が影響して消極的だったMeizuがこういった動きを行っているのは、非常に嬉しいです。

 

ちなみに、今回のアップデートはクローズドベータなので、普通の方は利用できません。それに加えて、ファームウェアを何らかの方法で見つけても普通にはインストール出来ないように細工が施されているため、あなたが技術者であれば別ですが、普通の人であればまずインストールは不可能ですので、安定版が配信されるまで待ちましょう。

 

安定版の配信時期に関しては、Flyme 10を発表した時点で6月に行うとしていますが、その当時はクローズドベータテストを4月末に行うと発表していたため、残念ながら計画が遅れている現状にあります。そのため、現時点ではいつ配信されるのか不明で、もしかすると7月にずれてしまう可能性があります。

 

 

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