Galaxy S29シリーズ採用予定のExynos 2900は2nmプロセスを継続、HPC向けの製造プロセス採用の可能性

Galaxy S29シリーズ採用予定のExynos 2900は2nmプロセスを継続、HPC向けの製造プロセス採用の可能性

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はるか未来の2029年Q1 (1月-3月)に発表される可能性の高いGalaxy S29シリーズが搭載予定のExynos 2900は、1.4nmプロセスに移行せず2nmプロセスを継続して採用することがわかりました。サムスンファウンドリは最先端の1.4nmプロセスの開発に苦しんでいるようです。

 

サムスン電子の情報に強い韓国の情報通の吸血鬼王氏によると、Exynos 2700からExynos 2900は2nmプロセスを継続して採用し、Exynos 2800はSF2P+を、Exynos 2900はSF2Xを採用するようです。ちなみに、近く登場予定のExynos 2700はSF2Pで製造され、サムスン電子によるとExynos 2600が採用したSF2と比較して性能が12%向上、消費電力が25%削減、チップ面積が8%削減されるようです。

 

これまでの情報ではExynos 2900は1.4nmプロセスのSF1.4で製造されると予想されていましたが、最新の情報では2nmプロセスのSF2Xになるようです。このSF2XはHPC (高性能コンピューティング)向けの製造プロセスでモバイルデバイス向けのものではありませんが、これを採用する決め手は動作周波数の向上です。Exynos 2600はビッグコアとしてC1-Ultraを採用しましたが最大3.80GHzに設定されており、競合他社はDimensity 9500が最大4.21GHz、Google Tensor G6が最大4.11GHzなので確かにかなり低く、この問題を解決したいと考えているのでしょう。

 

SF1.4ではBSPDN (Backside Power Delivery Network)の導入が期待されましたが、2nmプロセスのSF2Xであれば採用されません。このBSPDNはウェハの裏面に電源供給ネットワークを配置する技術で、これまで信号ネットワークと電源供給ネットワークを表面に配置していましたが、高度な微細化が進むとネットワークが混雑して性能低下を招くのではないかと考えられたため、電源供給ネットワークを裏面に配置して混線を防ごうとしています。

 

まだまだ先の未来なので変わっていく可能性はあります。ただ、サムスン電子は1.4nmプロセスのSF1.4の量産を2029年に遅らせると発表しているので、1.4nmプロセスへの移行は2030年以降になるのではないでしょうか。業界最先端を目指しすぎて不具合が生じていては意味がないので、明るい未来のために開発は強気で進めつつもユーザーのために最終的には安定を選んで欲しいものです。

 

 

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