韓国のサムスン電子がExynos 2800の開発を本格的に開始したとの情報が出てきました。Exynos 2800は2028年Q1 (1月-3月)に発表されるであろうGalaxy S28シリーズで初採用される見込みです。
韓国の情報通の吸血鬼王氏によると、サムスン電子はExynos 2800のEVT0を完了させたようです。EVT0は最初の技術検証を意味しており、設計したものが正しく動作しているかを検査しています。その結果によると、CPUの構成もいい雰囲気で、製造プロセスに問題がなければかなりいいものになる可能性があるとしています。
開発初期ということもあって公開されている情報は少ないですが、現時点ではExynos 2800は2nmプロセスのSF2P+で製造されることは判明しています。CPUは一瞬ではありますが自社開発したものを採用するといった情報が流れましたが、現時点ではその情報の続きが見えないのでArmのC3-UltraとC3-Proを組み合わせるだろうと予想しています。
そのCPUですが、一部のGalaxy S26シリーズで搭載したExynos 2600は1基のC1-Ultraと9基のC1-Proを組み合わせましたが、Exynos 2700は計2基のC2-Ultraと8基のC2-Proを組み合わせると予想されています。サムスン電子はビッグコアを増やす開発を進めているようで、EVT0の情報を掴んだ吸血鬼王氏はExynos 2800では計3基のC3-Ultraと7基のC3-Proになるのではないかと推測しています。この「計」は動作周波数が異なっていることを意味しており、Google TensorやTensor G2のような珍しい構成にはならないです。
GPUに関しては情報はなく、Exynos 2600がXclipse 960を採用し、Exynos 2700がXclipse 970を採用していることを考えると、Exynos 2800はXclipse 980を採用するのではないかと考えるのが自然です。ただ、こちらもCPUと同じく自社開発のGPUを採用するとの情報が韓国メディアから流れており、現時点ではまだまだ不明です。
モデムに関しては、サムスン電子はExynos 2600から統合ではなく外部で採用する設計を採用しており、次世代のExynos 2700も外部で採用し、さらにその次のExynos 2800も外部で採用するようです。吸血鬼王氏によるとしばらくはこの設計を採用する予定としており、統合することによる明確なメリットがないとこの設計を採用し続けるでしょう。
Exynos 2800の最終的な目標はGalaxy S28シリーズで最上位となるGalaxy S28 Ultraでの搭載です。UltraにExynosを採用したのは2022年2月に発表したGalaxy S22 Ultraが最後となっており、それ以降はすべての市場でQualcommのSnapdragonを採用しています。サムスン電子としてはこれを打破したいようですが、Exynos 2800はその期待に応えることはできるでしょうか。


