15Lenovoの子会社のFCNTは2026年6月11日、新製品としてarrows We3を発表しました。前作のarrows We2が2024年5月に発表されたので、約2年ぶりの後継機となります。
arrows We3の主なスペックは、Android 16、120Hz 6.14インチ (1984 x 900px) TFT液晶ディスプレイ、Dimensity 6300、背面のカメラは5030万画素 (1/1.95インチ、F値1.88)、前面のカメラは800万画素 (1/4.0インチ、F値2.0)、RAM容量は4GBもしくは8GB、内蔵ストレージ容量は64GBもしくは128GB、外部ストレージ (MicroSD)に対応、バッテリー容量は5000mAh、nanoSIMとeSIMに対応し、おサイフケータイに対応します。
前作のarrows We2と比較すると、初期搭載するAndroidが14から16になり、ディスプレイはリフレッシュレートが60Hzから120Hzに向上し、解像度がHD+ (1560 x 720px)から独自の解像度となる1984 x 900px (FCNTはHD+以上FHD未満と表記)、SoCがDimensity 7025からDimensity 6300へ変更、背面のカメラのセンサーサイズが約1.38倍も大型化、RAMの容量が4GBのみから4GBと8GBに選択肢が増え、バッテリーの容量が4500mAhから5000mAhに増量しました。
SoC部分に注目すると、Dimensity 7000シリーズからDimensity 6300シリーズにダウングレードしました。この変更は意外に差があると考えており、Dimensity 7025のCPUはCortex-A78とA55を組み合わせていましたが、Dimensity 6300はCortex-A76とA55を組み合わせています。Dimensity 7025を基準とするとDimensity 6300は2世代前のCPUを採用していることになります。
性能に関して記載すると、いずれの性能もarrowsが算出したものではありませんが、AnTuTu v11における性能は、Dimensity 7025が約68万点なのに対してDimensity 6300は約52万点です。CPU性能は40,000点程度、GPU性能は8,000点程度の差があり、arrows We3はarrows We2の後継機ですが性能は進化していません。性能向上を期待していた人にとっては残念な情報となってしまいます。
arrows We3はNTTドコモ、au、UQ mobile、楽天モバイル、SIMフリー市場に展開され、キャリア向けの容量は4GB+64GBのみで、SIMフリー市場向けは4GB+64GBと8GB+128GBとなります。価格については、NTTドコモが22,000円、auとUQ mobileが33,000円、楽天モバイルが34,980円、SIMフリー市場向けの4GB+64GBが42,000円、8GB+128GBが56,800円に設定されています。



