Meizu(魅族科技)の関連会社のLanchen(藍辰科技)は、魅藍(mblu)ブランドの携帯電話を復活すると発表しました。それに伴って最初の製品と思われる魅藍10(mblu 10)が中国の様々な認証を通過しましたが、今回、内部向けのファームウェアがリークしたので分かる範囲で解析しました。
まず、魅藍10の英名はmblu 10で確定です。一部の勘違いした媒体や人がMeilan 10と記載していますが、Lanchenは魅藍復活を宣言したときからmblu表記を採用しているので、今後はmblu 10で統一していただきたいと思います。
そして、製造は事前情報通り創聯時代通信(深セン)有限公司が行っていると記載されています。この企業は広東省深セン市に拠点を構えており、Meizu・Lanchenともに関わりを持つのは初めてと考えています。
OSはAndroid 11ベースのFlyme 9.2を搭載。LanchenはMeizuの完全子会社のMeizu Telecom Equipment(魅族通訊設備)によって出資されており、Meizu Telecom EquipmentはFlymeの開発を担っているため、Lanchenから販売されるmblu 10もFlymeを利用します。
搭載するSoCはTENAAの情報では最大2.0GHzのオクタコアCPUを採用と記載されているのみでしたが、詳しく見てみるとsprd(Spreadtrum)やunisoc(UNISOC)の記載が見られるため、タブレット製品が主に採用しているUNISOC T618を搭載するでしょう。
この他、TENAAから判明している仕様はAndroid 11、6.517インチ HD+(1600x720) TFT液晶、最大2.0GHzのオクタコアCPUを搭載、RAM容量は4GB/6GB/8GB/12GB、内蔵ストレージは64GB/128GB/256GB/512GB、バッテリー容量は5000mAh、重量は201gです。