Qualcommの2022年度旗艦製品のSnapdragon 898 5G(暫定名)のCPU周波数が確定したと著名リーカーが伝えています。
Samsung関連の情報に信頼性のあるIce Universe氏によるとSnapdragon 898 5GのCPU周波数は3.09GHz+2.42GHz+1.80GHzで確定したようです。この周波数はSnapdragon 865 Plus 5Gと同じで、通常“Plus”を冠しない製品は2.84GHz+2.42GHz+1.80GHzなので最初から高周波数となっています。
CPU IPに関しては情報がありませんが、常に最先端を走っているのでArmv9に基づいたCortex-X2+Cortex-A710+Cortex-A510構成を採用し、GPUはArmのGPU IPではなく自社開発のAdrenoを採用するでしょう。
そして、同氏からこの情報が伝えられるのはSnapdragon 898 5GはSamsungで製造される可能性が高いことを意味しており、Samsung 4nm(4LPEもしくは4LPP)での製造が濃厚になりました。ここ最近はSamsungで製造した製品は熱を持ちやすい傾向にあり、最大3.09GHzのSnapdragon 898 5Gの発熱には大きな心配がつきまといます。