MEIZUは2021年5月に同社初のOSを搭載したスマートウォッチとなるMEIZU Watchを発表する予定ですが、その製品の型番M007WがMIIT(中華人民共和国工業情報化部)の認証を通過しました。
MIITによって公開された情報からM007Wは、TD-LTE/FDD-LTE/W-CDMA/GSMの通信方式に対応し、Android OSを搭載、音声機能をサポート、eSIMをサポートが明らかになりました。
Android OSを搭載すると記載していますがあくまでもベースがAndroid OSであること表現しており、実際に採用されるのは3月に発表されたFlyme For Watchとなります。スマートウォッチのOSとしてGoogleが開発・提供しているWear OS by GoogleやSamsungのTizen Based Wearable OS、FitbitのFitbit OSがありますが、Flyme For Watchはそれらとは異なったものです。
今回はMIITの認証を通過したのが明らかになっただけで、搭載するSoCやディスプレイのサイズ・解像度、RAMや内蔵ストレージの容量、バッテリー容量は明らかになっていません。ただ、BluetoothやGPS、BeiDouに非対応と記載されており、もしこのまま発表されるのであれば拡張性のないスマートウォッチになる可能性があります。