ソフトバンク株式会社および株式会社ウィルコム沖縄はワイモバイル(Y!mobile)で5Gサービスの提供を2021年2月より開始することを2020年12月22日に発表しました。SoftBank自体は2020年3月27日より5Gサービスを開始していましたが、自身のブランドであるワイモバイルでは現在は4Gサービスが提供されています。
5Gサービスの提供開始に伴ってSoftBankはワイモバイルにおいて料金プランを刷新し、シンプルS、シンプルM、シンプルLの提供を開始することを発表し、これは現在提供されているスマホベーシックプランS、スマホベーシックプランM、スマホベーシックプランRに相当するものです。また、シンプルLは2020年12月下旬以降に提供開始する予定であったシンプル20の内容を改定したものだと明らかにしています。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
高速データ通信容量 | 3GB | 10GB | 20GB |
5G対応 | ○ | ||
高速データ通信容量
超過時の通信速度 |
最大300kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 20円/30秒 | ||
基本使用料 | 1,980円 | 2,980円 | 3,780円 |
おうち割 光セット(A)
または家族割引サービス (2回線目以降) |
-500円 | ||
月額料金(合計) | 1,480円 | 2,480円 | 3,280円 |
シンプルSの基本使用量は1,980円で高速データ通信容量が3GB、シンプルMの基本使用料は2,980円で高速データ通信容量が10GB、シンプルLの基本使用料3,780円で高速データ通信容量が20GBとユーザーの利用に合わせた料金形態になっており、昔からわかりにくいと叫ばれている携帯電話の料金ですが今回の料金プランは簡素化されておりわかりやすいものとなっています。
また、通話料については当該3プランの提供開始以降に新設される、10分以内の国内通話が無料になる通話オプションとなる「だれとでも定額」を月額700円、10分を超える国内通話も無料になる通話オプション「スーパーだれとでも定額(S)」を月額1,700円に加入することも可能となっています。例えば、「だれとでも定額」に加入した場合、シンプルSは2,680円、シンプルMは3,680円、シンプルLは4,380円となります。
そして、当該3プランは現在実施されている「ワイモバ学割」の対象となりますが、「ワイモバ学割」の割引額や、その他の各種キャンペーンの適用有無は決まりしたいお知らせすることを明らかにしています。
現行の料金プランとなるスマホベーシックプランS、スマホベーシックプランM、スマホベーシックプランRや2019年10月1日より開催している「新規割」の申込みは今回発表されたシンプルS、シンプルM、シンプルLの提供開始に合わせて申込受付を終了します。すでに各種スマホベーシックプランに加入し利用を行っている人は継続して利用することが行なえますが、スマホベーシックプランRの内容は3月に改定しデータ容量を14GB(or 17GB)から20GBに、月額基本使用料を4,680円から4,480円に変更されます。また、各種スマホベーシックプランは全て2月以降順次、追加料金無しで5Gを利用できるようになります。