Qualcommは2019年12月3日から12月5日に、ハワイのマウイ島でQualcomm Snapdragon Tech Summit 2019の開催を案内しました。
このサミットは毎年行われており、来年主流となる技術や製品を発表し、特にスマートフォン向けプラットフォームとなるSnapdragon 800シリーズの製品が発表されていることでも知られています。昨年はスマートフォン向けのSnapdragon 855とPC向けのSnapdragon 8cxが発表されています。
今回はSnapdragon 855の後継機となるSnapdragon 865(仮称)の発表が有力視されています。今現在はPC向けプラットフォームのリーク情報が全く流れていませんので、こちらの発表は無い可能性もあります。
Snapdragon 865は開発コード“Kona”のプラットフォームで、Geekbenchでは既に姿を現しています。更にQRD(Qualcomm Reference Design)と思われる画像もリークしており、こちらからはGPUのクロック周波数が判明しています。これまでの情報をまとめるとQualcomm Snapdragon 865のスペックは、CPUが1+3+4のオクタコア構成でクロック周波数が2.84GHz+2.42GHz+1.80GHz、GPUはAdreno 650でクロック周波数が587MHzとなっています。
例年通りであれば最初は名称と目玉機能を発表し、その発表の翌日に詳しいスペックを発表という流れになります。