2019年9月の中国における第5世代移動通信システム(5G)対応スマートフォン販売台数が国金証券(Sinolink Securities)によって明らかにされました。
国金証券(Sinolink Securities)によると今現在販売されている5G対応スマートフォンは、ZTE Axon 10 Pro 5G、Samsung Galaxy Note10+ 5G、Xiaomi Mi 9 Pro 5G、vivo NEX 3 5G、Huawei Mate 20 X 5G、vivo iQOO Pro 5Gの6機種です。販売台数はvivo iQOO Pro 5Gが15万弱、Huawei Mate 20 Xが10万弱となっており、今のところはvivo iQOO Pro 5Gに軍配が上がっています。
8月のデータではHuawei Mate 20 X 5Gが3.3万台、vivo iQOO Pro 5Gが0.2万台、ZTE Axon Pro 5Gが0.3万台となっていますので、vivo iQOO Pro 5Gは突如売れだしたと考えてしまいがちですが、この機種が発表されたのは8月22日で販売は8月31日に上海と北京という限定的な販売が行われています。そのため、上海と北京の限定的販売で0.2万台(2,000台)の販売を記録しているので、売れる可能性はあったことがわかります。
ちなみに価格はZTE Axon 10 Pro 5G(6GB+128GB)が4999元(約77,000円)、Samsung Galaxy Note10+ 5G(12GB+256GB)が7999元(約123,000円)、Xiaomi Mi 9 Pro 5G(8GB+128GB)が3699元(約57,000円)、vivo NEX 3 5G(8GB+256GB)が5698元(約87,000円)、Huawei Mate 20 X 5G(8GB+256GB)が6199元(約95,000円)、vivo iQOO Pro 5G(8GB+128GB)が3798元(約58,000円)に設定されています。