AnTuTu Benchmarkを開発提供しているAnTuTuがMeizuが8月28日に発表予定のMeizu 16s Proのスペックとベンチマークスコアを公開しました。AnTuTuは昔から未発表製品のスペックやベンチマークスコアを公開しており、特にAnTuTu Benchmarkはスマートフォンのベンチマークソフトとしてポピュラーであるが故に利用されることが多く、AnTuTuのデータベースに未発表製品が出現することがよくあります。
AnTuTuによるとMeizu 16s Pro(コードネーム:m1973)のスペックはAndroid 9 Pie、FHD+(2232x1080)ディスプレイ、Qualcomm Snapdragon 855 Plus、RAM 6GB、内蔵ストレージ 128GB、背面メインカメラが4800万画素、前面カメラ2000万画素となっています。注目点としてSnapdragon 855 Plusを搭載している点で、MeizuはQualcommが微博に投稿したSnapdragon 855 Plus発表の文章に無反応だったので搭載が危ぶまれていましたがユーザーの希望を叶える形になりました。
Snapdragon 855 Plusを搭載して8月28日に発表される予定ですので、中国市場としても国際市場としてもかなり早い部類の採用となります。
気になる性能は総合性能のみ公開されており、464,411点となっています。このスコアは先日発表されたAnTuTu Benchmark v8を用いており、Snapdragon 855 Plus搭載機種であれば標準的な性能です。ゲーミングスマートフォンとして発表されているBlack Shark 2 Proは約46万点でこの機種はストレージ規格にUFS 3.0を採用していますのでスコアが近いMeizu 16s ProもUFS 3.0を採用している可能性が高いです。
昨今のスマートフォンは内蔵ストレージの規格や高リフレッシュレート環境が重視されており、特にUFS 3.0はフラッグシップスマートフォンであれば採用していないとおかしいと呼ばれる程にまで発展しています。今回憶測の域を超えませんがMeizu 16s ProもUFS 3.0を採用すると思うので、フラッグシップスマートフォンとして胸を張って名乗ることが出来ます。
ちなみに今回計測されたMeizu 16s Proは標準モデルの可能性が高く、上位モデルとしてRAM 8GB+内蔵ストレージ128GB/256GBが存在していると考えています。