AnTuTu Benchmark v8.0.1がリリース、大容量化や高リフレッシュレート環境等の最新のトレンドに合わせた計測が可能に

AnTuTu Benchmark v8.0.1がリリース、大容量化や高リフレッシュレート環境等の最新のトレンドに合わせた計測が可能に

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先日リリースを表明していましたが、AnTuTuベンチマークを開発提供しているAnTuTuが最新版のベンチマークソフトとなるAnTuTu Benchmark v8.0.1をリリースしました。現在主流のAnTuTu Benchmarkはv7のため、メジャーアップデートとなります。

AnTuTu Benchmark v7は2017年12月にリリースされたため、1年5ヶ月ぶりのメジャーアップデートです。バージョンはAnTuTu Benchmark v8.0.1-OBです。

 

主な変更点としてVulkan APIを利用したGPU性能の測定、RAM+内蔵ストレージの性能がわかりやすく(6GB+128GBモデルよりも8GB+512GBモデルの方がスコアが高くなるように調整)、120Hzや90Hzの高リフレッシュレート環境での計測に対応が挙げられます(120Hzの方がスコアが高くなるように調整)。

当然ながらメジャーバージョン間の比較は出来ませんので注意してください。中国では本日8月1日より正式リリースとなりますので、中国市場向けの発表会ではAnTuTu Benchmark v8.0.1のスコアを使用するため異様にスコアが高いと勘違いしないようにしてください。

 

参考としてQualcomm Snapdragon 845(Xiaomi Mi MIX 2S/6GB+64GB)のスコアです。総合性能は約4万点近くスコアが上がり、CPU性能とGPU性能は堅実にスコアが上がっていますがUX性能は低く、そしてMEM性能は大きく伸びています。これでバージョン間の比較が出来ないことはわかっていただけたでしょうか。そして、Xiaomi Mi MIX 2Sには6GB+128GBモデルや8GB+256GBモデルが存在しており、高スペックのモデルのほうがMEM性能が高くなるように調整されているので、同じXiaomi Mi MIX 2Sでも違ったスコアが算出されます。なので、AnTuTuベンチマークのスコアをSNS等に公開する場合はRAM容量と内蔵ストレージ容量を記載することで信憑性が生まれます。

 

ダウンロードは酷安(coolapk)より入手可能で、AnTuTuベンチマーク本体の容量は28.8MB、AnTuTu Benchmark 3Dの容量は591MBです。通信制限にならないようにWi-Fi環境でのダウンロード、インストールをおすすめします。

AnTuTu公式が配布しているリンクに変更。直リンクなので注意してください。

 

Source | 本体 | 3D