未発表型番のM971QがGeekbenchに登場しました。
Geekbenchでは情報の信用性が疑われている現状ですが、残念ながらフェイクモデルが作成されたのは有名企業なのに対してMeizuは無名ではないにしろわざわざ騙す必要性も感じられないと考え、真実の情報としてお伝えします。
デバイス名称はalps m1971で、主なスペックはAndroid 9 Pie、Qualcomm Snapdragon 855、RAM 6GBとなっています。シングルコア性能は3,778点、マルチコア性能は10,493点です。シングルコア性能はSnapdragon 855を搭載した機種の中では200点から300点程度高いですが、マルチコア性能は平均的です。
今回姿を表したM971Qは以前にCEOの黄章(Jack Wong)氏によって端末情報のスクリーンショットが公開されており、その時のスペックはRAM 8GB+内蔵ストレージ 128GBでしたので、今回計測されたalps m1971はRAM 6GBを搭載しているため標準モデルとなりそうです。
そして、M971Qの従来機はM872Qの型番を持つMeizu 16 X、M871Qの型番を持つMeizu M15が該当し、これらにはMeizu 16th/16th Plus、Meizu 15/15 Plusといった上位モデルが存在していますので、M971Qは廉価モデルになると考えています。
ただ、Snapdragon 855を搭載した機種が廉価モデルというのは常識的に考えてありえなく、おそらくCEOが以前に情報を公開したゲーミングスマートフォンとなるMeizu 16T(T=Turbo)なのではないでしょうか。この考えだと辻褄が合います。