中国の開発者がQualcomm Snapdragon 632を搭載したMeizu Note8にカスタムリカバリーのTWRPの導入に成功したと微博に投稿しました。
この開発者は以前にMeizu M6 NoteのBootloaderアンロック、TWRPの導入、最近ではSnapdragon 845を搭載したMeizu 16thとMeizu 16th PlusのBootloaderアンロックとTWRPの導入に成功している力のある開発者です。更にMeizu M6 Noteは一般の人向けにツールを作成して配布、Meizu 16thとMeizu 16th Plusはツールを開発中で、自己満足に終わらないので中国では“大神(とてもすごい人)”と呼ばれています。
今回、Meizu Note8にTWRPをフォークして開発されたOrangeFoxを表示した状態の写真が公開されています。後ろのPC画面にはLinuxディストリビューションのDebian系に分類されるUbuntuのターミナルが表示されており、少し難解なことをしたと考えられます。この開発者の行った方法がどのバージョンのMeizu Note8にも適応できるのであれば公開して欲しいと思っていますが、Ubuntuが必要な場合は工程を公開したところで行わない人が多く、更にこの工程を利用してツールを作成し、工程を公開した人に敬意を示さない場合もあるので一長一短ではあります。
更に開発者はSnapdragon 710を搭載したMeizu X8ももうじきTWRPの導入が可能であるという旨の投稿をしており、期待が持てます。
今の所開発者がTWRPの導入に成功したのはSnapdragon搭載機なので、共通の脆弱性を利用している可能性があります。将来的にMeizu 16th、Meizu 16th Plus、Meizu 16 X、Meizu X8、Meizu Note8をBootloaderアンロックし、TWRPの導入を考えているのであれば今使っているバージョンを使い続けた方がいいかもしれません。
追記
Meizu Note8用TWRP導入ツールは来週の水曜日に公開する予定と発表されました。導入方法はQualcomm搭載機がブリックしたときに発生する“Qualcomm HS-USB QDLoader 9008”を使うようです。難解になると思いますので、導入を考えている人は今から“Qualcomm HS-USB QDLoader 9008”について深く検索しておきましょう。