AnTuTuベンチマークを提供しているAnTuTuがiPad Pro(11インチ)とiPad Pro(12.9インチ/第3世代)に搭載されているApple A12X Bionicのベンチマークスコアを公開しました。
Appleが新型iPadに搭載したApple A12X BionicはAppleの自社製SoCとしてはCPUに初めてオクタコア構成(4+4)を採用、GPUはヘプタコア(7コア)構成を採用したモンスター級のSoCとなっています。更に現在最小プロセスとなっている7nm製造プロセスを採用し、トランジスターは100億も集積しています。
今回公開したスコアはiPad Pro(11インチ)でRAM容量は非公開です。AnTuTuによると6GBと4GBでベンチマークスコアには大きな差がないと言っています。
気になるスコアはCPU性能が159,136点、GPU性能が315,108点、UX性能が69,971点、MEM性能が13,464点です。今の所どのSoCでも40万点を超えることがありませんでしたが、その大台を飛び越えて50万点に到達。更に60万点に近い方のスコアを出すというモンスター級のSoCとなっています。
比較に使用したのは今回公開されたA12X Bionic、iPhone XS、HUAWEI Mate 20、ASUS ROG Phone、BlackShark Helo、SAMSUNG Galaxy S9+です。
A12X BionicのGPU性能が315,108点なのでAndroid向けSoC全をてこの性能だけで抜いています。完全なる差が生まれていることになり、ゲームをするのであれば確実にiPad Pro 2018を買ったほうが満足できるでしょう。CPU性能は伸びてはいますが、もう少し伸びていて欲しかったと思うのは期待しすぎでしょうか。
Apple iPad Pro(11インチ)、Apple iPad Pro(12.9インチ/第3世代)は11月7日発売です。今回のスコアを考慮して自分にあるiPadを選択しましょう。